読書をしたいと思っていても、本を開くところまでが重い。
私にとってAudibleの一番大きな価値は、その「始めるまでのハードル」をかなり下げてくれることです。
現在もAudibleを使っていて、主に利用するのは散歩、運動、家事の時間です。机に座って本を読む時間を別に確保しなくても、すでに生活の中にある時間を読書へ変えられます。
一方で、使い続けてはっきり感じている弱点もあります。
私の場合、耳だけで聴いた内容は紙やKindleで読んだときより頭に残りにくいです。
そのため、今はAudibleだけですべてを完結させるのではなく、
Audibleで「0→1」をつくる → 残したい内容を読書記録へ移す
という使い方を考えています。
この記事では、現在もAudibleを利用している立場から、料金表だけでは分からない「続けやすさ」と「頭に残りにくさ」の両方を整理します。
※料金・プランは2026年9月時点のAudible公式情報で確認しています。キャンペーンやプラン内容は変わる可能性があるため、申込時は公式サイトを再確認してください。
結論|私にとってAudibleは「本を最後まで理解する道具」より「読書を始める道具」
Audibleを使う前は、「読書の時間を作る」こと自体が一つの課題でした。
本を開くには、
- 手を止める
- 座る
- 本や端末を見る
- 読むことに集中する
という切り替えが必要です。
Audibleでは、この切り替えをかなり減らせました。
散歩を始めたら再生する。
家事を始めたら続きを聴く。
運動しながら進める。
私の場合は、この「別の行動と一緒に始められる」ことが、読書の0→1を作るうえでかなり大きいです。
ただし、聴き終えた冊数だけ増えても、内容が残らなければ自分の目的には足りません。
そこで今は、Audibleを「入口」、読書記録を「残す工程」と分けて考えています。
現在のAudibleは2つの月額プランがある
2026年9月時点で、Audible公式では次の2つの月額プランが案内されています。
| プラン | 月額 | 基本的な使い方 |
|---|---|---|
| スタンダード | 880円 | 毎月1作品を選ぶ |
| プレミアム | 1,500円 | 対象作品を聴き放題 |
スタンダードは、毎月すべての作品から1作品を選ぶ方式で、選ばなかった月の分を翌月へ持ち越すことはできません。
プレミアムは、対象となるオーディオブックやポッドキャストを聴き放題で利用できます。
私は「定額で、その時に読みたい本を次々試せる」という使い方を重視しているため、Audibleの良さは単に1冊を安く聴くことより、気になった本を始めるハードルが低いことにあると感じています。
参考:
私がAudibleを使うのは散歩・運動・家事
一番使うのは、目と手が比較的空いていない時間です。
散歩
散歩はAudibleとかなり相性が良いと感じています。
歩くこと自体は続けたい一方で、それだけだと「読書の時間」は別に必要になります。Audibleを組み合わせると、散歩と読書を同じ時間に置けます。
運動
軽い運動中も使います。
画面を見る必要がないので、Kindleや紙の本とは違う使い方ができます。
家事
洗濯や片付けなど、ある程度繰り返しでできる作業中にも聴きます。
ここでも「読書をするために家事を止める」のではなく、家事をしながら本を進められることがメリットです。
再生速度は1.5〜2倍を使うことが多い
私は普段、1.5倍〜2倍程度で聴くことが多いです。
ただし「速いほど効率が良い」とは考えていません。
内容が難しい本では戻ることもありますし、そもそも耳からの情報が残りにくい自覚があります。
そのため、再生速度は冊数を増やすためではなく、
自分が無理なく聞き続けられる速度を探す
くらいに考えています。
一番のメリット|読書の開始コストが低い
Audibleを使い続けて感じる最大のメリットは、私の場合、読書量そのものより「始める回数」が増えたことです。
読書が苦手だと、
「時間が取れたら読む」
「落ち着いたら読む」
となりやすく、そのまま始まらないことがあります。
Audibleなら、すでにやる予定の散歩や家事と結びつけられます。
ゼロだった読書行動を、まず1にする。
この役割はかなり大きいです。
一番の注意点|私の場合は内容が頭に残りにくい
便利な一方で、ここはかなり明確な弱点です。
私は耳から入った情報が、紙やKindleで読んだ内容より残りにくいと感じます。
これは「Audibleなら記憶に残らない」という一般論ではありません。
あくまで私自身の使い方で起きていることです。
特に、
- 固有名詞が多い
- 数字が多い
- 図表を見たい
- 後から引用・参照したい
- 専門的で何度も戻りたい
といった本では、音声だけで完結させにくいと感じます。
逆に、まず全体像を知りたい本や、読み始めるきっかけが欲しい本では使いやすいです。
そこで考えているのが「Audible → 読書記録」
今後やりたいのは、Audibleで聴いて終わるのではなく、残したい本だけ次の工程へ送る方法です。
イメージは、
- Audibleでまず本に触れる
- 残したい本を選ぶ
- 紙・Kindle・メモなどで重要部分を確認する
- 読書記録へ残す
- 必要ならNotebook系ツールやNotion・Obsidianで再利用する
という流れです。
すべての本で詳細な記録を作る必要はありません。
Audibleは入口として広く使い、本当に残したい本だけ記録のコストをかける。
この役割分担なら、「読書のハードルを下げる」というAudibleの良さと、「内容を残したい」という自分の課題を両立しやすいと考えています。
紙・Kindleの方が向く場面もある
私の場合、次のような本は紙やKindleの方が扱いやすいです。
- 図表を確認したい
- 何度も同じ場所へ戻りたい
- 線を引きながら読みたい
- 後から文章を引用・確認したい
- 内容を細かく整理したい
一方で、
- 読み始めるハードルを下げたい
- 散歩や家事の時間を使いたい
- まず1冊の全体像に触れたい
ならAudibleが使いやすいです。
どちらか一方に決めるより、役割を分ける方が自分には合っています。
退会・休会は「アプリを消すだけ」ではない
Audibleの公式ヘルプでは、アプリをアンインストールしただけでは退会にならないと案内されています。
また、現在のプレミアムプランには条件付きで休会制度があり、スタンダードプランは休会対象外です。
料金やキャンペーンだけで加入を決めるより、
- 自分がどのプランを使うのか
- 更新日はいつか
- 使わない期間に休会できるか
- 退会方法は何か
まで確認しておく方が安心です。
Audibleが向いていると感じる人
私の経験からは、次のような人は試す価値があると思います。
- 本を読みたいが、本を開くところで止まりやすい
- 散歩・運動・家事の時間を使いたい
- 完璧に理解してから次へ進むより、まず本に触れたい
- 気になる本を次々試したい
逆に、耳から入った情報が残りにくい人は注意が必要です。
私自身がまさにそうなので、Audibleだけですべての読書を置き換える使い方はしていません。
関連記事|Audibleのあとに「残す読書」へつなげる
Audibleで本に触れたあと、残したい内容を整理するときに関連する既存記事です。
まとめ|Audibleで0→1、その後に「残す読書」へ
Audibleを使い続けている理由は、私にとって読書のハードルを下げる効果が大きいからです。
散歩、運動、家事の中で再生できるため、「今日は本を読む時間を作れなかった」が減りました。
その一方で、内容が頭に残りにくいという課題があります。
だから今後は、
Audibleで0→1をつくる → 残したい本は読書記録へ移す
という流れを育てていく予定です。
「たくさん聴いたか」ではなく、「本に触れる回数を増やし、必要なものを残せたか」。
今の自分にとって、Audibleはその最初の入口です。
関連記事と次に読む
この記事のカテゴリ:余暇活動
関連記事
記事内の体験・商品仕様・一般情報は、それぞれ本文の記載に沿ってご確認ください。



コメント