家事は、作業そのものよりも「始めるまで」が面倒に感じることがあります。
洗濯物を干す、掃除機を出す、飲み物を作る、少し運動する。
一つひとつは大きな作業ではなくても、準備する工程が多いと後回しになりやすくなります。
この記事では、私自身が実際に使ってきたものの中から、家事や生活行動の準備工程を減らしやすかった5つのアイテムを紹介します。
以前の記事では、ADHDという診断名と便利グッズを結び付ける表現がありましたが、便利グッズによってADHDの症状が改善するとは言えません。
ここでは診断名ではなく、
- 手順が多いと後回しになりやすい
- 家事を始めるまでの準備が面倒
- 使った後の片付けが負担
- 日常生活の小さな作業を少し減らしたい
といった生活上の困りごとを基準に整理します。
1. エスティロPROミニ衣類乾燥機|「干す」を減らす
洗濯で面倒になりやすい工程のひとつが、洗濯機から衣類を出して一枚ずつ干す作業です。
私の場合、小型衣類乾燥機を導入したことで、乾燥機に入れられる衣類については「干す」という工程そのものを減らせました。
特に、
- 雨の日
- 部屋干しスペースが足りないとき
- 洗濯後すぐに干す気力がないとき
に助かっています。
一方で、衣類によっては乾燥機に入れられないものがあります。
また、設置場所・電源・消費電力も確認が必要です。
私の環境では、他の高消費電力家電との同時使用を避けるなど、使い方には注意しています。
私にとって良かった点
- 洗濯後の工程を一つ減らせる
- 部屋干しスペースを使わずに済む衣類が増えた
- 「洗濯したのに干さずに放置する」を減らしやすかった
2. HARIO カークボトル|飲み物の準備とゴミを減らす
飲み物を毎回ペットボトルで買っていると、空容器を捨てる作業も増えます。
HARIOのカークボトルを使うようになってから、私は麦茶などをまとめて作り、冷蔵庫に入れておくことが増えました。
横置きできる形状も、冷蔵庫のスペースを使いやすい点で気に入っています。
一方で、使った後は洗う必要があります。
私の場合、食洗機だけでは茶渋が気になることもあり、定期的に別のお手入れをしています。
私にとって良かった点
- 飲み物を一度に準備できる
- ペットボトルのゴミを減らしやすい
- 冷蔵庫内で置き方を選びやすい
3. すみっコぐらし おやすみライトミニ|休む時間のスイッチにする
これは家事を直接代わってくれる道具ではありません。
それでも、作業を終えて休むときに小さな照明を使うことで、「ここからは休む」という切り替えを作りやすく感じました。
私はこうした小さな環境づくりも、生活を回すうえでは意外と重要だと感じています。
ただし、照明によって睡眠が改善する、ストレスが治るといった効果を示すものではありません。
あくまで、私自身が気分を切り替えるために使っているアイテムです。
4. Panasonic MC-NS70F-H|掃除を始める準備を減らす
掃除機は「収納場所から出す」「コードをつなぐ」「使用後にゴミを処理する」といった準備や片付けがあると、使い始めるまでのハードルが上がります。
私はPanasonic MC-NS70F-Hを使っていて、コードレスであることと、クリーンドックに戻せることが特に使いやすいと感じています。
私にとっては、吸引力の数字以上に、
「少し気になったときにすぐ掃除を始めやすい」
ことが大きなメリットでした。
ただし、吸い込み口の大きさや連続運転時間など、向き・不向きもあります。
詳細は実使用レビューで整理しています。
私にとって良かった点
- コードをつなぐ工程がない
- 収納場所から大きく移動させずに使いやすい
- 少量の掃除をこまめに行いやすい
5. Re ツイストエアロステッパー Premium|運動を始める準備を小さくする
運動をするために着替えて外へ出るとなると、それだけで面倒になる日があります。
ステッパーを部屋に置いておくと、自宅で短時間から動き始められるのが便利でした。
テレビや動画を見ながら使えるため、私の場合は「運動をするためだけの時間」を別に用意しなくても使いやすいです。
一方で、運動器具なので体調や身体状況に合わせて無理のない範囲で使用する必要があります。
この商品を使えば運動不足や特定の症状が改善すると保証するものではありません。
5つに共通していたのは「能力を上げる」より「工程を減らす」こと
今回紹介したものは、どれも特別な能力を身につけるための道具ではありません。
私が便利だと感じた共通点は、
やるべき行動の前後にある小さな工程を減らせること
でした。
たとえば、
- 洗濯物を干す → 乾燥機へ入れられる衣類は工程を減らす
- 飲み物を買いに行く → まとめて作っておく
- 掃除機のコードをつなぐ → コードレスにする
- 運動のために外へ出る → 部屋で始められる状態にする
といった形です。
「自分がもっと頑張る」だけでは続かないことでも、環境側を少し変えると動きやすくなることがあります。
ADHDなどの診断とは分けて考える
以前のこの記事では、ADHDという診断名と便利グッズを結び付ける形で商品を紹介していました。
しかし、家事の先延ばしや片付けの難しさだけでADHDかどうかを判断することはできません。
また、今回紹介した便利グッズはADHDの診断や治療を目的としたものでもありません。
この記事で扱っているのは、あくまで私が日常生活で感じていた「準備が面倒」「工程が多いと後回しになりやすい」といった困りごとと、その負担を減らすために役立った道具です。
生活上の困りごとが強く続いている場合や、発達特性について相談したい場合は、商品だけで解決しようとせず、必要に応じて専門機関へ相談してください。
まとめ
私が使ってよかった5つのアイテムは、
- エスティロPROミニ衣類乾燥機
- HARIO カークボトル
- すみっコぐらし おやすみライトミニ
- Panasonic MC-NS70F-H
- Re ツイストエアロステッパー Premium
です。
共通していたのは、家事や生活の「始める前」「終わった後」にある小さな作業を減らしやすかったことです。
便利グッズを増やすこと自体が目的ではなく、
自分が止まりやすい工程を見つけ、その工程だけを小さくする
という考え方で選ぶと、不要な買い物も減らしやすいと思います。
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この記事のカテゴリ:快適生活
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