この記事は、2021年からBIGLOBE光を使ってきた実体験と、2026年8月時点のBIGLOBE公式サポート情報をもとに全面的に見直したものです。通信速度は回線、混雑、接続方式、Wi-Fi、ルーター、LANケーブル、端末など複数の要因で変わるため、「これを変えれば必ず速くなる」という書き方はしません。
BIGLOBE光を使っていて、
「夜になると遅い気がする」
「Wi-Fiがときどき切れる」
「IPv6にしたのに思ったほど速くない」
「ルーターを買い替えるべきなのか分からない」
ということはありませんか。
私自身、2021年にBIGLOBE光を使い始めたときに通信速度が遅いと感じ、その後も長く使う中でWi-Fiの不安定さを経験しました。
以前の記事では「IPv6」と「Wi-Fiルーター交換」を中心に紹介していましたが、今振り返ると、回線側の問題と自宅側の問題を分けずに考えていた部分がありました。
2026年現在のBIGLOBE公式サポートでも、速度が遅いときは、
- 通信機器と端末の再起動
- IPv6接続方式
- IPv6対応機器・設定
- Wi-Fiと有線の比較
- LANケーブル
- 宅外/宅内の環境
などを分けて確認するよう案内しています。
そこでこの記事では、BIGLOBE光が遅い・不安定だと感じたときに、いきなり回線やルーターを犯人と決めず、どこに問題がありそうか切り分ける順番を整理します。
- 先に結論:まず「回線」か「自宅のWi-Fi」かを分ける
- 1|急に遅くなったなら障害・メンテナンスを確認する
- 2|1台だけ遅いのか、複数端末で遅いのかを見る
- 3|通信機器と端末を再起動する
- 4|Wi-Fiだけ遅いなら、有線接続と比べる
- 5|IPv6オプションを「契約」ではなく「正しく使えているか」確認する
- 6|ルーターを疑う前に、設置場所とLANケーブルも見る
- 7|IPv6でも遅いなら、速度を測って「どの区間か」を見る
- 2021年、私の場合はルーター変更後に体感が改善した
- 2026年にはWSR-5400AX6Pへ買い替えた
- こんな場合はルーター買い替えを検討しやすい
- まとめ:BIGLOBE光が遅いときは、原因を一つずつ分ける
- 関連記事と次に読む
先に結論:まず「回線」か「自宅のWi-Fi」かを分ける
BIGLOBE光が遅いと感じても、原因がBIGLOBE光そのものとは限りません。
大きく分けると、
宅外側
- 障害・メンテナンス
- 接続方式
- プロバイダー側までの混雑
- アクセス先サービス側の混雑
宅内側
- Wi-Fi
- ルーター
- ONUやホームゲートウェイ周辺
- LANケーブル
- 端末
- 複数端末による利用
があります。
私なら現在は、次の順に確認します。
- 障害やメンテナンスが出ていないか
- 1台だけ遅いのか、複数端末で遅いのか
- 通信機器と端末を再起動
- Wi-Fiだけ遅いのか、有線でも遅いのか
- IPv6オプションを正しく利用できているか
- ルーター・設置場所・LANケーブルを確認
- 必要なら速度測定で区間を切り分ける
ルーター購入を考えるのは、この中で宅内Wi-Fi側が怪しいと絞れてからでも遅くありません。
1|急に遅くなったなら障害・メンテナンスを確認する
昨日まで普通だったのに急に遅くなった、あるいは突然つながらなくなった場合は、最初に障害・メンテナンス情報を確認します。
BIGLOBEも、突然インターネットにつながらなくなった場合の最初の確認として、地域の通信障害や工事情報を案内しています。
ここで障害が確認できれば、自宅のルーター設定を何度も変更する前に状況を待つという判断ができます。
逆に障害情報がなく、自宅の複数端末で同じ症状が出るなら、次の切り分けへ進みます。
2|1台だけ遅いのか、複数端末で遅いのかを見る
スマホ1台だけ遅い場合と、家中のスマホ・パソコンがすべて遅い場合では疑う場所が変わります。
1台だけ不安定
- その端末のWi-Fi設定
- OSやネットワーク設定
- 端末固有の問題
などを先に疑えます。
複数端末で同じ症状
- Wi-Fiルーター
- ONU/ホームゲートウェイ周辺
- 回線・接続方式
- 障害
- 配線
など、共通部分を確認する価値が高くなります。
私が2026年にWi-Fi不調を感じたときは、特にiPhoneで「ネットワーク接続がありません」となることがありました。
この後、長期間使ったルーターをWSR-5400AX6Pへ交換していますが、これは別記事で詳しくまとめています。
関連記事:BUFFALO WSR-5400AX6Pを約1か月使ったレビュー
3|通信機器と端末を再起動する
一時的な高負荷や機器の状態によっては、再起動で改善することがあります。
BIGLOBEの現在の「速度を最大限に引き出す」案内では、パソコンやルーターなどを停止し、周辺機器の電源を抜いて5分ほど置いてから逆順で電源を入れる方法が紹介されています。
一方、「急にインターネットにつながらなくなった」FAQでは、ONUやホームゲートウェイなどの電源を抜いて30秒待ち、壁につながる機器から順に電源を入れ、再起動後3分ほど経ってから再接続する手順が示されています。
ページによって待ち時間が違うのは、対象としている症状・手順が異なるためです。したがって、自宅の機器構成と現在の症状に合うBIGLOBE公式手順を優先します。
私もWi-Fi不調時に再起動を試しましたが、再起動だけでは改善しないケースもありました。
4|Wi-Fiだけ遅いなら、有線接続と比べる
切り分けとして分かりやすいのが、
Wi-Fiでは遅いが、有線LANではどうか
を見る方法です。
BIGLOBEも、無線LAN利用時にLANケーブルで接続して速くなった場合は、無線LANの接続方法や機器を変えることで改善できる可能性があると案内しています。
有線では問題なく、Wi-Fiだけ不安定なら、
- ルーター
- ルーターの設置場所
- 壁や距離
- 接続している周波数帯
- 端末との相性
- 周囲の電波環境
など宅内Wi-Fi側を調べる意味が出てきます。
逆に有線でも遅い場合は、「Wi-Fiルーターを買い替えれば解決」とは判断できません。
5|IPv6オプションを「契約」ではなく「正しく使えているか」確認する
以前の記事では、通信速度対策としてIPv6オプションをかなり強く紹介していました。
IPv6オプションは現在も重要な確認ポイントです。
ただし、
IPv6という言葉が出てくれば自動的に速くなるわけではありません。
BIGLOBEは、IPv6オプションを利用していても速度が期待どおりでない場合、まずサービスを正しく利用できているか確認するよう案内しています。
判定サイトで「v6プラスつかっています」と表示される場合、IPv6オプションを正しく利用できていると案内されています。表示が異なる場合は、回線のIPv6状態、対応機器、ルーター/ホームゲートウェイ側の設定を段階的に確認します。
市販ルーターを光電話なしで使う場合は、機種の取扱説明書を参照し、IPv6(IPoE/IPv4 over IPv6)が有効になる設定か確認するよう案内されています。
IPv6でも速度は保証されない
BIGLOBE光はベストエフォート型です。
速度は、
- 利用機器
- 宅内配線
- 回線の混雑
- ネットワーク状況
などの影響を受けます。
そのため、「IPv6にしたのに遅い=異常」と即断するのではなく、次の宅内環境も確認します。
6|ルーターを疑う前に、設置場所とLANケーブルも見る
Wi-Fiルーター
ルーターを長く使っている場合、買い替えが選択肢になることはあります。
ただし、買い替え前に、
- 有線では速度が出るか
- ルーターとの距離
- 間に壁が多くないか
- 端末側だけの問題ではないか
を見ておくと、無駄な買い替えを減らせます。
LANケーブル
BIGLOBEの速度改善案内では、古い規格のケーブルや長年使用したケーブルも確認対象に挙げられています。
2026年に私がWSR-5400AX6Pへ交換した際は、最初インターネットにつながらず、最終的にONUとルーターの間のLANケーブルを製品付属品へ変更した後に正常接続できました。
ただし、その前に再起動や設定確認も行っているため、古いLANケーブルだけが原因だったとは断定していません。
ルーター交換後につながらない場合の詳しい記録は別記事へ分けています。
関連記事:BIGLOBE光でルーター交換後につながらないときに確認した5項目
7|IPv6でも遅いなら、速度を測って「どの区間か」を見る
体感だけでは、
- インターネット側が遅いのか
- NTT区間なのか
- 自宅のWi-Fiなのか
を判断しにくいことがあります。
BIGLOBEは、IPv6接続で速度が出ない場合の確認方法として、インターネット区間とNTT東日本・西日本のフレッツ網内をそれぞれ測定し、結果を比較する方法を案内しています。また、BIGLOBE光などはベストエフォート方式で、利用環境やネットワーク混雑によって速度が低下する可能性があると明記しています。
速度を記録しておくと、
「夜だけ落ちる」
「Wi-Fiだけ落ちる」
「有線でも変わらない」
といった条件が見えやすくなります。
ルーターを買い替える前に測定しておけば、交換前後を数字でも比較できます。
2021年、私の場合はルーター変更後に体感が改善した
ここからは、以前の記事に書いていた私自身の記録です。
2021年、新居でBIGLOBE光を使い始めた当初、通信速度が遅いと感じていました。
当時はIPv6について調べ、使っていたWi-FiルーターからBUFFALOのWSR-3200AX4Sへ変更しました。
その後、以前の記事では、
「どの時間帯でもスムーズにインターネットが使えるようになった」
と記録しています。
これは当時の実体験として残します。
一方、今回の記事更新時点では、2021年の交換前後の具体的な速度測定値を確認できません。
そのため現在は、ルーター交換だけが通信速度改善の原因だったとは言い切りません。
ルーターの変更と同じ時期に、接続方式・宅内環境・利用条件など他の要因が影響していた可能性もあります。
昔の記事で「改善した」という体験自体は残しつつ、原因については分けて考えます。
2026年にはWSR-5400AX6Pへ買い替えた
その後もBIGLOBE光を利用し、Wi-Fiルーターを長期間使いました。
2026年にはWi-Fiの不安定さが気になるようになり、新しくWSR-5400AX6Pへ交換しています。
現在は約1か月使っており、私の環境では切断を経験していません。
ただし、今回は交換前後で速度測定をしていないため、
「AX6Pに変えて速度が上がった」とは評価していません。
AX6Pを約1か月使った感想や、どんな人に向くかはレビュー記事へ分けています。
交換したのにインターネットにつながらなかったときの記録はこちらです。
こんな場合はルーター買い替えを検討しやすい
ここまで切り分けたうえで、
- 有線接続では大きな問題がない
- Wi-Fi側で複数端末が不安定
- ルーターを長期間使っている
- 現在の端末や利用環境に対してルーターが古い
- 設置場所や設定を見直しても改善しない
といった条件が重なるなら、ルーター買い替えを検討する材料になります。
逆に、有線でも遅い、障害が出ている、IPv6が正しく利用できていない、といった状態なら、先にそちらを確認した方がよいでしょう。
「遅い=高性能ルーターを買う」ではなく、どこが遅いかを絞ってから判断するのがこの記事で一番伝えたいことです。
まとめ:BIGLOBE光が遅いときは、原因を一つずつ分ける
BIGLOBE光が遅い・不安定に感じたときは、
- 障害・メンテナンスを確認
- 1台だけか複数端末か確認
- 通信機器と端末を再起動
- Wi-Fiと有線を比較
- IPv6オプションを正しく利用できているか確認
- ルーター・設置場所・LANケーブルを確認
- 必要なら速度測定で区間を確認
という順番で考えると、原因候補を整理しやすくなります。
2021年の私は、ルーターを変更した後に体感上かなり使いやすくなりました。
2026年には再びルーターを交換し、現在は安定して使えています。
しかし、どちらの経験も、
この2回の経験を、BIGLOBE光の利用者一般に当てはめたり、ルーターの買い替えだけで改善すると一般化したりはできません。
回線、IPv6、Wi-Fi、配線、端末を分けて確認し、そのうえで自分の環境に必要な対策を選ぶのがおすすめです。
関連記事と次に読む
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